子どもの作品整理は、多くの親が悩んでいる問題ですよね。
成長の記録や思い出として大切な作品を整理する方法を具体的にご紹介します。
子どもの作品整理で困っていることとは?
子どもの作品整理でこんなことに困ってないですか?
子どもの作品が増えてしまって整理が追いつかない
思い切って9割は捨てよう!
子どもの作品が増えると、整理が追いつかなくなることがあります。
私の場合は8〜9割は捨てるという選択をします。
まだ自分で置いておきたい作品を選ぶのが難しい場合、子どもには絶対わからないように捨てましょう。
自分が一生懸命作った作品を捨てられているところを見つけてしまったら、子どもにとってはとても悲しい経験ですよね。
なので、捨てる時は子どもが保育園に行っている間にする、捨てる袋を外から見えないように紙袋などにする、保留ボックスを作り作品自体に関心がなくなった時にする等、細心の注意を払います。
こちゃまにのおすすめ作品収納グッズ
忙しい場合は一旦保留ボックスに入れておくのがおすすめ。
季節の行事ものはすぐ飾るけど、それ以外はクローゼット等にIKEAのスクッブボックスにポンポン入れて、後でまとめて整理してるよ。
IKEAの SKUBBボックスは立体作品もどんどん入れておけるのでおすすめです。
クローゼットの上の段に入れて子どもがすぐ手に取れないところに置いておくのがポイントです。
よく目に入ると関心が薄れずに捨てるタイミングを逃してしまうからです。
平面作品が多くなってきたらこちらのボックスがおすすめです。
兄弟姉妹で分けて収納もできるね。
どの作品を残しておけばいいか迷ってしまう
手元に残すべき1割の作品の選び方
手元に残しておく1〜2割の作品の選び方を紹介するね。
たくさんの子どもの作品、どの作品を残しておくか迷ってしまうこともありますよね。
今回は元美術教師の目線から子どもの作品を選ぶポイントやアドバイスをご紹介します。
【ポイント1】余白がなく隅々までしっかり描けている
余白がなければいい作品というわけではありませんが、特に小さいお子さんの場合それだけ作品に向き合った時間が長いということです。
大人のようにすんなり一つの画面を埋めることはできません。
だからこそ、余白なく隅々まで埋められた作品を見ると、一生懸命に線を描いたり、色を塗ったりする様子が伝わりますよね。
【ポイント2】色の種類、重なりが多い
一色の色で単調に塗られた作品よりも、何種類も色を使い、塗り方の工夫をしている作品の方を残しておこうと思います。
これも色を多く使った方が良い作品というわけではありません。
逆に単色なのに目を奪われる作品はすごい何か(テクニック等)があるものです。
子どもが『次は何色を使って描こうかな?』と考えた分だけ、そこには子どもなりの工夫があります。
たくさん色を使っている作品を見ると、『たくさん工夫したんだな』と感じます。
また色をたくさん使うことによって、色と色の重なる部分が自然と生まれ、重なる部分に違う色が生まれたり、質感が変わったりして画面に奥行きが生まれます。
そんな作品は自然と、見ごたえのある良い作品になっているものです。
【ポイント3】形が良い・構図が良い
独創的な形の作品や構図が面白いと思う作品は置いておきましょう。
大人のように狙って『安定感のある三角構図にしよう』と思って作品を作る子どもはおそらくいませんが、大胆な形や構図で『この発想はなかった』と思わせる作品をこどもが作り出す時があります。
大人にはないこどもならではの視点や発想力を作品に見つけたら迷わず残しておきましょう!
【ポイント4】子どもの成長がよくわかる
一般的になぐりがきの時期はだいたい1歳半〜2歳半ごろと言われています。
形が表れ、意味付けして描けるようになる象徴期がだいたい2歳半〜4歳頃です。
顔から手足が生えている『頭足人』の絵もこの頃の特徴です。
地面や空を描き、横から見た断面図のように左右に並べて平面的に描くことが多い図式期は5歳〜8歳頃だと言われています。
このように発達によって絵の表現方法が変化するので、その時期の特徴がよくわかる絵に日付を入れて残しておくと子どもの成長がよくわかっていいですね。
【ポイント5】親子の共同制作
完成した作品だけではなく、作品を作った時間そのものも親子の思い出として残っているものは置いておくという選択をします。
お気に入りの作品は飾っておけば、大切な親子のコミュニュケーションに役立ってくれるでしょう。
子どもの作品整理のための効果的な整理術とは?
子どもの作品整理には、効果的な整理術があります。
以下にその一部をご紹介します。
デジタル化やアルバム作成でスペースを節約する方法
作品をデジタル化したり、アルバムにまとめることで、スペースを節約することができます。
作品だけをスキャンしたり写真に撮って残しておくという手もありますが、手間なこともあり、私は作品の写真だけでは残していません。
子どもと一緒に写真を撮って『ALBUS』で写真注文し、紙のアルバムとして残しておきます。
作った時の子どもの年齢が一目でわかるので、おすすめです。
簡単に続けられるやり方で残しておこう!
作品を見せるためのおすすめディスプレイ方法とは?
作品を見せるためのおすすめなディスプレイ方法があります。
子どもの作品を素敵に展示する方法をご紹介します。
子どもの作品を飾るスペースを決める
まず、子どもの作品を飾るスペースを2箇所決めておきましょう。
平面作品を飾る壁面と立体作品を飾る棚等のスペースです。
我が家の場合はダイニングの壁面と食器棚の上が子どもの作品スペースです。
新しい作品ができて、飾るスペースがいっぱいになると、前から飾っていた作品は保留ボックスに移動させます。
マスキングテープで飾る
まずは、簡単にマスキングテープを使って飾ることがおすすめです。
子どもが絵を描いて仕上げたその場で可愛いマスキングテープを使って壁に貼ってあげましょう。
乾かさないといけない画材でもそのまま貼って乾かせますし、忙しいママにとっては一石二鳥の方法ですよね。
額に入れて飾る
本格的な額ではなくても、100円ショップなどで売っている額やイーゼルを使って飾ってあげると、作品の魅力がアップします。
お気に入りの作品は額装して飾ってみましょう。
ダンボールハウスに貼る
「多くなってきたこどもの塗り絵をどうしよう・・・」と悩んだ時に遊んでいた段ボールハウスに子どもと一緒にペタペタ貼ってみました。
これが意外と親戚や子どもたちにも好評でした。
せっかく塗った塗り絵をすぐに捨てる必要もないし、飽きてきたら上からまた違う絵を貼ったり、ペンキや下地剤を塗れば、再度お絵かきだって楽しめます。
段ボールハウスはボロボロになるまで使い倒した後に捨てるのも簡単なので個人的に結構おすすめな方法です。
我が家で使っている段ボールハウスはこれ!
組み立ても簡単でパーツは屋根と壁面部分だけなので使ってない時は収納もしやすいよ。
以上が、「子どもの作品整理に悩んでいるアナタへ!アイデア満載の整理術でスッキリ片付ける方法」という記事の内容です。
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