育児ノイローゼから見る父親の心の闇

パパが育児ノイローゼになっちゃった!?育児ノイローゼって?父親もなるの? 子育て
こちゃまに
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この記事では『そもそも育児ノイローゼって何?』『どうして父親もなるの?』ということ等を“我が家の体験談”も含めてまとめています。

同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

我が家は父親である夫が育児ノイローゼになりました。

もちろん母親である私も育児に家事に仕事に『本当に毎日大変だな』と感じることは多々あります。

でも、子どもの成長を感じ、幸せを感じることもありましたし、何より育児にプレッシャーを感じていないのだと思います。

育児ノイローゼになった夫と話していると、『幸せ』を感じられるポイントは人それぞれなんだと感じました。

育児ノイローゼや育児うつは母親の方がなるイメージがありますが、女性の働き方の変化各家族化が進んだ近年では、父親が育児ノイローゼになってしまうケースも増えているのではないでしょうか。

ほとんどの人が『周りに相談できない。』

『相談してもどうしようもない・・・』と絶望したことでしょう。

我が家もそうでした。

育児ノイローゼを乗り切る方法は?

育児ノイローゼを乗り切る方法ですが、これという決まった方法があるわけではありません。

家族の状況、性格も人それぞれですし、我が家の場合も乗り越えられているのかわかりません。

というか、今現在も乗り越えようと、もがいている段階です。

ただ、一つ言えることは、子どもは確実に成長しています

ゆっくりですが、昨日と今日を比べても差がほとんどないかもしれませんが、3ヶ月前と比べると確実にできることが増えています。

育児ノイローゼの本人に伝えると『もうこんなにできた』が『まだこれだけしかできないのか…』になってしまうので、絶望感が増すだけですが、支える側の家族は出口(希望)をはっきりとらえておくということが大事だと思います。

『子どもは確実に成長している』この言葉を言われた当事者は精神的にきつく感じる方もいるので、注意が必要です。

わかっているけど、成長が遅く感じてしまう程に苦しんでいるのです。

育児ノイローゼとは?

育児ノイローゼとは、子育てによるストレスが原因で精神的な症状が現れる状態のことを指します。

育児に対する不安や疲労感が蓄積し、心身のバランスが崩れることで起こると言われています。

我が家の場合は私が産休・育休をとっている間から少しずつ、夫が『子育てに向いていないかも』と言い出しました。

家事は分担、子どもの世話はほとんど私がしていましたが、それでも辛いと言い、子どもの泣き声にイライラしてしまうようでした。

育児ノイローゼの症状とは?

育児ノイローゼの症状には、イライラや不安感、抑うつ感、睡眠障害などがあります。

また、食欲不振や頭痛、体調不良などの身体的な症状も現れることがあります。

長女が2歳の頃、夜泣きが激しかった時にイライラして壁を殴り、穴を開けてしまったこともありました。

また、頭痛耳鳴りはしょっ中起こっているようでした。

特に子どもが泣き出すとその症状が顕著に現れ、ひどい時は何もやる気が起きなくなり表情も無くなりました

ちょっと表現が難しいのですが、側から見ていると『今にも死んでしまうんじゃないか…』と思うような表情をしています。

本人は実際に『飛び降りようか』と思ったこともあるそうです。

でもその時に『痛そう…』と思ったらしくて。

本人は『勇気がでなかった』と言っていましたが、その勇気が出なかったことに心から感謝しました。

育児ノイローゼの原因とは?


育児ノイローゼの原因は、育児に対するストレスが長期間にわたって続くことが主な要因です。

また、育児に対する自己評価の低さ周囲のサポートの不足も原因となることがあります。

夫の場合も育児に対するストレスが長期間にわたって続くことは原因の一つだったと思います。

しかも、1人目の時から『もしかしたら、育児に向いていないかも』と感じていたのに、2人目は年子で産まれ大変な時期が余計に長期化してしまいました。

また、夫は私に比べてですが子どもに対して『こうしてあげたい』『こうするべき』という思いが強い気がします。

特に1人目は子育てに対して右も左もわからない状態でしたので余計に『最善を尽くしたい』という思いが強かったように思います。

それに加え、両親のサポートも少なく、周りに頼れる人もいなかったので“周囲のサポート不足”も原因かなと思います。

育児ノイローゼの治療方法とは?

育児ノイローゼの治療方法には、専門家のカウンセリング心理療法が有効です。

また、十分な休息や適切なストレス発散方法を取り入れることも重要です。

さらに、家族や友人のサポートを受けることも効果的です。

我が家の場合も夫は乗り気ではありませんでしたが、私が心配だったので、心療内科の受診を度々勧めていました。

まずは区役所などに保健師さんがいるので、悩みを聞いてもらうことからスタートしました。

妻である私がその場にいたら、言いにくいことがあるかもしれないので、1人で行ってもらいました。

区役所では市のヘルパーなどの子育て支援のことも教えてもらえましたが、やはり原因が取り除けるわけではないので、“心がスッキリした”とまではいかなかったようです。

その後、心療内科に受診するのですが、話を聞いてもらっても簡単に解決する問題ではないので、お薬を出してもらうことになりました。

何度か精神安定のためのお薬を試したところ、結構効いたようです。

ただ、結構効いてしまったがために“このままお薬に頼り続けて良いのか”はすごく悩み、半年も経たずに中断することにしました。

現在は気分に浮き沈みがあるもの服薬せずに過ごしています。

どうして育児ノイローゼに父親もなるの?

父親も育児ノイローゼになる原因は、育児に関するストレス孤独感自己評価の低さなどがあると思います。

そして、父親にも子育てによる負担やプレッシャーによって引き起こされるストレスがあります。

仕事との両立や育児に対する不安、子供とのコミュニケーションの難しさなどが原因となります。

また人によっては、育児において一人で抱え込んでしまい孤独になってしまうこともあります。

母親に比べて育児に関するサポートが少ないことや、仕事や社会的な役割の変化によって生じることがあります。

父親の育児は母親に比べて注目されにくいですが、決して軽視できないですね。

個人的には、父親の育休取得や働き方が変わる中で、これからもっと増えていくんじゃないかと思います。

まとめ

以上のように、育児ノイローゼと父親の心の闇の部分は密接に関連しています。

父親たちが育児において抱える心の問題を解消するためには、適切なストレス解消法を取り入れることや、夫婦のコミュニケーションを大切にすることが重要です。

また、自己肯定感を高めることで、父親自身の心の健康を保つことができます。

こちゃまに
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