我が家は夫である父親の方が育児ノイローゼになりました。
夫は長女が0歳の時から育児ノイローゼになり、ひどい時は自殺願望あり、ストレスで壁を殴って穴を開けたことも…。
2024年の現在長女5歳、次女3歳半になりました。
長女は聞き分けもよくなり、妹と喧嘩さえしなければ『だいぶ育児しやすくなってきたな』と実感しています。
ただ、妹の方は絶賛イヤイヤ期です。
言語能力はある方でコミュニケーションは取れるのですが、とにかく頑固でこっちの都合おかまいなしに泣き叫ぶタイプです。
また、その声が大きいのなんの…。
夫は耳がいいので、音からのストレスも大きいようです。
育児ノイローゼの夫が最近『幸せ』と言うようになった
最近夫が友人数名と飲み会に行った時に「自分は今幸せだ」と語ったらしく…
私はその飲み会の後で夫自身からその話を聞き、『ようやく育児ノイローゼに光が見えてきた!!』と大変嬉しくなりました。
まだまだ育児の大変さは続いていますし、いつまた症状が重くなるかもわかりませんが、あきらかに良い傾向にはあると思います。
夫の症状が改善してきたので、これまで実践したことで『これは効果があったのでは?』と思う事をあらためてまとめて追記したいと思います。
父親の育児ノイローゼが改善【やってよかった事】
パートナー(妻)の働き方を変える
1つ目はまず、パートナーである私の働き方を変えました。
以前の私たちは仲が悪かったわけではないのですが、仕事の時間がずれていたので(私は平日5日出勤・リモートなし/夫は土日出勤)コミュニケーションを取る時間が少なすぎました。
私も仕事、家事、育児、で夫のメンタルケアまでしてあげる余裕はありませんでした。
そんなある日、仕事で貶されることがありました。(他にもいろんなことがありましたが、長くなるのでここでは割愛します)
私は、自分の1日のタスクでキャパオーバーになっていたこと、夫のメンタルが不安定なのに子どもを任せる機会が多くなっていたこともあり、家族に負担をかけてまで、貶されながら仕事をしている事に対して絶望してしまいました。
それから、何をしていても涙が止まらなくなってしまいました。
どうやら夫だけでなく、私のメンタルが限界を迎えていたようす。
そして家族を優先するため、仕事を辞めちゃいました。
今は在宅でできる働き方をしています。
これによって2人の時間が劇的に増え、平日に1日は2人でランチに行けることもあります。
働き方を変えれない人は、夫婦でコミュニケーションを取る時間を少しだけでも増やしてみてください。
コミュニケーションを取る時間を増やしても、お互い貶し合いになってしまっては意味がないので、お互いを労わる、良いところ探しの時間を増やしてみてくださいね。
こまめに運動を始める
2つ目はこまめに運動をするようになりました。
具体的には夫婦でchoco ZAPに通い始めました。
choco ZAPは24時間いつでも開いているジムで、子どもがいない時間に15分だけウォーキングマシンを歩いたり、マシンで筋トレしたりすることができます。
最近はエステやネイルケア、脱毛、マッサージマシンがあったりとかなり充実しています。
夫が子どもといて症状が出てきたら、一時避難のため「choco ZAP行ってきたら?」とよく言っています。
近くにあるなら是非始めることをお勧めします。
運動は夫が先にはじめていたのですが、私も仕事を辞めて時間ができたので通い始めました。
私も精神的にキツい時期に始めましたので、実感としてメンタルには運動が一番効くと思っています。
とにかく頭をカラッポにして汗をかくことがおすすめです。
瞑想できるヨガなどもおすすめです。
お金をかけたくないという人は散歩だけでも全然良いと思います。
日光に当たることも大事なので、散歩にも行けない人はまず数分ベランダに出てみることから始めるのをお勧めします。
心と体は繋がっているようです。
心を元気にするのは、コントロールが上手くできなくて難しいことが多いですので、先に体の方に元気になってもらいましょう。
2人で育児漫画を描き始める
3つ目は、2人で育児漫画(簡単な4コマ)を描き始めた事です。
夫はイラストが上手く描けませんので、ネタを考えてもらい、私がイラスト化しました。
私が仕事を辞めて、時間ができたことで軽い気持ちで初めてみましたが、これが結構良い効果があったと思います。
まず、子育ての辛かったことを笑いに変えることができます。
育児漫画を書くことで、イライラしたことも『よく考えれば面白いなー』という視点で客観視できたことが、よかったことです。
客観的に見れるということで『こんなに頑張ってる俺すごい!』と自己肯定感もアップしてきました!
そして、2人で描いているので、「こんなこともあったよねー」と、子どものことについて自然に夫婦で共有する機会が増えました。
描いた育児漫画をSNSにあげると、他のパパ・ママと交流でき、『大変なのうちだけじゃないんだー』って思えました。
そして育児漫画を描いていて思ったのは、『パパは子どものいいところを見つける天才!』だということ。
私たちの育児漫画を見たらわかると思うのですが、いわゆる鬱なところはほとんど描いてません。
楽しくてクスッと笑えることがほとんどで、『そんなネタを考えられるパパはすごいな〜』と、私はネタ考えるの得意じゃないので、密かに思っています。
育児のいいところ探しができたのは育児漫画セラピー(勝手に私が名づけました…)のおかげです!
パパに描いてもらったコマ割り。
棒人間で描いてもらってこれを私がイラストにしていきます。
夫は喋る方が得意なので、ラジオで育児のモヤモヤを発信していたりしますが、自分のモヤモヤを形として残すことで、俯瞰して冷静に見ることができるのではないかと思います。
『漫画にできないわ!』という方でも文字で育児日記をつける事はおすすめです。
先祖供養をする
4つ目は、先祖供養をした事です。
ある時、霊感がある方とお話しする機会があったので、夫の事を相談してみました。
『旦那さまは本来子育てが苦手な方ではないよ』と言われました。
私も実はそう思っています。
子どもと感性が合わない方ってたくさん見てきましたが、夫はそうではないと思います。
ただ、それを私が本人に言ったところで、本人が「自分は子育て向いていない」「子どもといる時間が辛い」と思っているから、どうしようもできないんです…。
そこで、教えていただいた原因と考えられることは2つありました。
1つ目は、幼少期の親からの言葉を受けて夫自身の自己肯定感が低くなっているという事に原因がある。
『こういう子育てをしてはいけない』自分の中で完璧に育てたい(完璧な子育てとかないんですけどね…)という想いが強すぎるということでした。
2つ目は、ご先祖様の中で、しっかり供養されていない水子さんがいるか、上手く子育てが出来なかった人がいる可能性があり、そのご先祖様の想いが夫の症状として現れているという事でした。
そして先祖を供養してくれる式典に参加しました。
そこでなんと、私のご先祖さま(父方のおじいちゃん?)から『旦那さんのことは気にせず(私が)ニコニコしてたらよくなるから』とアドバイスをいただき、嬉しくて涙が出ました。
私は霊感等ありませんので、霊感のある方を通して伝えていただきましたが、そのアドバイスを聞いて『確かにそんな気がする!』と思ったのです。
夫が育児ノイローゼになってから、私自身メンタルが負の方へ引っ張られると感じることが多々ありました。
心の状態や感情は伝染していきます。
誰かのメンタルが弱っている時、家族やパートナーがご機嫌でいることがまず大事です。
自分が元気になって満たされたら、次に周りの人も満たしてあげられます。
家族のことも大事ですが、まず自分のことを優先してくださいね。
ひすいこたろうさんのYouTubeを観る
5つ目はベストセラー作家“ひすいこたろう”さんのYouTubeを観ることです。
ひすいさんのYouTube【名言セラピー】はメンタルが弱った時に本当におすすめです!
パパに勧めたら観てくれるようになりました。
ひすいさんの声が癒しで、聴くたびに元気になります。
『もうちょっと大きくなったら子どもにも読んでほしいな』と思って、本も買いました。
嬉しい変化はそれだけではありません。
なんとひすいさんの動画をお勧めしてしばらくしてから、パパが夢を叶える学校の“武田葉子”さんの感謝ノートを自分から書きはじめたんです。
小さな幸せに気づき始めたきっかけになったYouTubeです!
ありがとうございます!感謝です!
もう知っている方も多いとは思いますが、観た事ない方は是非【名言セラピー】の動画を観てみてくださいね。
ここにも一つだけ紹介しておきます↓
父親の育児ノイローゼ改善【まとめ】
- パートナーの働き方を変えた
夫婦間のコミュニケーションを増やせばOK - こまめに運動を始めた
日光浴や散歩だけでもOK - 2人で育児漫画を描き始めた
育児日記を夫婦でつけるだけでもOK - 先祖供養をした
ご先祖様に気持ちを向ければOK - ひすいこたろうさんのYouTubeを観た
夜寝る前や朝のちょっとした時間に聞き流すだけでOK
以上が旦那さんの育児ノイローゼが改善してきて本当にやってよかったことのまとめになります。
いかがでしたでしょうか?
以前のブログにも書きましたが、我が家の場合精神科に行ったことでは改善につながりませんでした。
なぜなら、原因となる要因(こども)を完全に取り除くことは難しいからです。
お薬を出してもらうことも依存してしまうので、お勧めしません。
少しでも自分やパートナーの育児ノイローゼに悩んでいるなら、取り入れやすいなと思うものからはじめてみませんか?
最後に…我が家はお付き合い5年、結婚10年以上の夫婦ですが、これまで大きなケンカもほとんどなく、辛い時はお互いが支え合い、今でも仲良し夫婦です。
辛いこともたくさんありましたが、今では夫との時間も増え、全ての出来ごとは繋がっているのだと感謝できるようになってきました。
この記事が少しでもどなたかの参考になり、ひとりでも辛いできごとを乗り越えられますようにお祈りしています。
育児ノイローゼになったパパの近況などはnoteをご覧ください
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